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地域資源ネットワークは、愛知コミュニティ資源バンクと連携して中小企業、コミュニティビジネス、非営利活動と地域づくりを支援する、新しい金融の仕組みです。
空洞化、少子高齢化、人口減少の時代にも、安心して住み続けることができる活力ある地域づくりを支援します。
       
 
設立趣意
 

景気好転の兆しはあっても、まだまだ安心は出来ません

中部国際空港「セントレア」開港、盛り上がりを見せた「愛・地球博」、製造業雇用の
回復傾向など、バブル崩壊後、15年間も続いた景気の低迷もようやく出口が見えた
かのように思えます。しかし、日本経済が連続三期マイナス成長を記録したのも
事実です。 増税や社会保険料の値上げなど国民負担の大幅な増加も迫っています。
まだまだ安心出来ません。 その上少子化、高齢化が進みいよいよ人口減少が始まります。 長期的に見て経済の規模が一層縮小にむかうことは避けられそうにもありません。 その一方で、年金、医療、介護などひとびとの暮らしをささえるセーフティネット
(社会保障システム)は、崩壊の危機に瀕しています。京都議定書が発効し、 環境を守り省資源・省エネルギーを進める課題も待ったなしです。

 

実現すべき課題が山積みです

この状況を転換し明るい地域社会を築く為に、実現しなければならない課題が山積みです。 地域の空洞化をおしとどめ力強い地域経済を再建しなければなりません。
中国やその他の途上国から押し寄せる低価格輸入品攻勢を跳ね返すために高品質で 耐久性があり、環境にもやさしい商品を開発して消費者の心をつかむことが必要です。 地域の中で孤立し子育てに悩む若い母親たち、介護の必要なお年寄りを抱え将来への 不安を感じながら暮らすひとびと、そうしたひとびとの切実な要求に応えて質の高いサービスを適正な価格で提供するシステムの開発も欠かせません。

火の消えかけた商店街にひとびとを呼び戻し、再び活気を取り戻そうと頑張っている
商業者の取り組みを励ますことも大切です。 体の不自由な人、お年寄り、妊産婦、
誰でもが自由に往来できるバリヤフリーのまちづくりをすすめ、 安心して住み続ける
ことのできるまちを築かなければなりません。

将来を担う若者たちが希望を持つことのできる雇用を地域に生み出すことが大切です。

 

中小企業が地域再建の要です

これらの課題を担う中核になるのが、わたしたち中小企業です。財政難にあえぎ公共サービスを縮小しようとしている行政に、ただちに多くを期待するのは困難です。地域の空洞化を顧みず海外展開に邁進する多くの大企業には、地域を守ろうという自覚が足りません。

地域に根ざす中小企業が知恵をしぼり力を合わせて地域の再建に踏み出し、それによって行政の姿勢をただし、大企業を再び地域に引き戻すことが肝心です。

 

地域に眠る資源を活用するしくみが大切です

長期にわたる経済の低迷と空洞化の進展にもかかわらず、わたしたちが利用できる資源が枯渇してしまったわけではありません。 長期の不況は需要が生産能力を下回ることで生じます。言葉を換えると、労働力も生産設備も資本さえも活用されないまま余っています。 空洞化=資源の枯渇ではなくて、むしろ、人余り、物余り、金余りです。この余っている人、物、金が結びつく道筋を作ることができるならば、地域の活性化は可能です。しかし、大切なのはそのための「しくみ」です。ひとつは、人、物、金を動員して地域の活性化のために使う組織、すなわち「開発」を行うための組織です。もうひとつは「金融」の組織、すなわち、人、物、金を活用して地域に貢献することをのぞむ主体に資金を供給し、地域の中で資金が循環できるようにする組織です。わたしたちはこのしくみ作りに取り組むことを決意しました。

 

中小企業家と市民、地域のための金融のしくみ、「コミュニティバンク」づくりに取り組みます

わたしたちが取り組むのは後者の「金融」のしくみ作りです。いままで述べたように、決して地域社会にお金がないわけではありません。 日本の貯蓄率の高さは世界一です。自分の力がおよばないところでマネーゲームについやされるよりは、地域の明るい未来に役立てたいと出番を待っているお金が地域の中に眠っています。地域にとって意味のあるモノやサービスの生産に、眠っているこれらの資金を活用するために、従来の金融機関にまかせきりにせず、中小企業家、および市民が出資し、自ら運営する、中小企業家と市民、そして地域のための金融の組織が必要とされているとわたしたちは考えます。 私たちは、今まで述べた思いを込めてその組織を「コミュニティバンク」(通称)と呼びます。

 

「コミュニティバンク」に参加して下さい

コニュニティバンクは、会員が継続的に出資した基金を基礎に、地域の活性化を望む幅広いひとびとの出資をつのり、新しい商品の開発やベンチャーの立ち上げなど、会員の意欲的な取り組みを支援します。 大切にしたいのは、地域にくらすひとびとの福祉を充実し、環境を守り、日々のくらしを支えるモノづくり、サ−ビスの創造です。地域に根ざし地域のひとびとの要求に応えるコミュニティビジネスの発展に努めます。コミュニティバンクは、会員企業の支援を通じて、地域の中で資金を循環させます。会員の取り組む事業への融資や投資の機会に、会員間のネットワーク化と経験交流を促し、更には地域通貨などの新しい金融手段も活用して、仕事興し、仲間回しを実現します。コミュニティバンクは、融資や投資を通じて「開発」のための組織づくりにも関与したいと思います。コミュニティバンクはその実践を通して地域金融の新しいあり方を示し、モデルのひとつとなることを目指します。コミュニティバンクの実践によって地域が見直され、コミュニティバンクが行う融資・投資の何倍もの民間投資を、地域の中に呼び起こすことを願います。中小企業家、および市民のみなさん、コミュニティバンクに参加して下さい。

わたしたちとともに、地域の活性化に力を発揮してください。

 
   
       

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